毎日、毎日残業続き。本当にこのままで目標を実現できるのかな、、、
と思っている方必読の作品を紹介します!
・毎日、残業続きで疲れ果ててる方
・毎日やることに忙殺されていて、自分の時間が取れない方
・次のステップへ進むために、生活を整えたい方
新しく挑戦するときや、日常を変える時にやらなければいけないこと。それは”整理”です!
時間の断捨離。周辺のものを捨てること。整理すること、やめることは受け取る準備をすることです。本書を読むことで、何を”整理”すべきかが明確になり、新たなアクションが明確になります!
今日からできる、具体的なアクションも書いているからぜひ実践してみてください!
本記事の信頼性
本記事の執筆者は、累計2,100冊以上ビジネス書を読んだ読書家です!
本当に良かったものだけ、読むことで行動や価値観が変わるものだけを紹介しています!
エフォートレス思考 オススメ度
おすすめ度 | ★★★★★ |
内容の濃さ | ★★★★☆ |
実践での活用度 | ★★★★★ |
繰り返し読むべき | ★★★★★ |
新たな挑戦をするときや困難に直面した時に、必ず本書に書かれていることが役に立ちます!
エフォートレスとは?
エフォートレスとは英語で、effortlessと書きます。
Cambrige Dictionaryではこのような意味です。
英語: done so well that it seems not to need much mental or physical activity
出典:Cambrige Dictionary 日本語は著者にて意訳
日本語:精神的、身体的、両方の面で負担なく、うまくいかせる
日本語訳だと、努力が必要のない、楽な等と略されます。エフォートレス思考とは、努力をせずに物事をうまく行かせる思考ということです。
エフォートレス思考 要約
・エフォートレスな精神に変える方法
・エフォートレスな行動の仕方
・エフォートレスな仕組み化
この3つの観点から解説をしていきます!
エフォートレスな精神に変える方法
エフォートレスな精神に変えることは、無駄なゴミを捨てるイメージです。雑念や不安などを空っぽな状態にして、行動を移しやすくします。
エフォートレス思考を出版した理由
改めて本書では、エフォートレス思考とは、エッセンシャル思考を”どのようにするか”という行動に重きを置かれた考え方です。
※エッセンシャル思考とは、著者の前作の作品です。エッセンシャル思考とは、必要不可欠なことを明確にして、それのみに焦点を当てるという思考です。
著者はエッセンシャル思考を出版してから、本の内容を体現していました。しかし、本の売れ行きが好調で次第に多忙に。エッセンシャルつまり必要不可欠なことしかやっていないのに疲れ果ててしまうことを課題に感じ、本書を寄稿しました。
前作は思考の部分に焦点を当て、エフォートレス思考は行動面に焦点を当てた作品です!
思考を180度変える
頑張ることは良いことなのか?
努力をすることは良いことなのか?
苦労をすることは良いことなのか?
今、奮闘している人ほどここで立ち止まって考えてほしいことです。もし自分の思考と心情の逆が正しい可能性はないか?と。
19世紀、ドイツの数学者のカール・ヤコビ・グスタフは難解な問題を解く天才でした。彼が常に行っていたことは、常に逆から考えること。自身がみちびいた証明が、もし180度間違っていたらと。こうすることで、間違っている可能性を排除し、問題解決をしてきました。
努力と根性は大切だと言われています。でもそれがもし間違っていたら?努力しなくて成果を挙げられるとしたら?この思考が大切です。
我慢を楽しくする方法
誰もが忍耐することが苦手で、好んでしていないはずです。この忍耐を楽しくすることで、精神的な負担がなくなります。
具体的な方法は、遅効指標を減らすことです。
遅効指標=行動に対して、結果が出るまで時間がかかるもの
ダイエットや読書など遅効指標に当たります。考え方を変えて行うことが重要です。
例えば、ページを読む量を1日ずつ多くしていくこと。スピードを測って日々、成長を感じることができるようにすることなどです。
結果がなかなか出ないと、やる気を失ってしまいますよね。こういうものに対してゲーム感覚を植え付けることが大切です!
今あるものに感謝を向ける
自分が持っている資産やスキル。時に周りと比較をして、不足していることを過剰に考えてしまいますよね。でもどんな状態になっても、上には上がいるのが世の常です泣
だからこそ、不足ではなく今を持っているものに満足する。感謝をすることが健全な精神へと繋がります。
心理学の拡張ー形成理論によれば、ポジティブな思考は良い影響の輪を広げる効果があります。ポジティブな思考や感情がそのほかの良いことを誘って、良い循環をうむということです!
休みも仕事の一部と捉える
スポーツ選手もチェスプレイヤーも、あらゆるプロフェッショナルは休みを仕事の一部と捉えています。
アメリカの野球リーグMLBのロサンゼルス・エンジェルズのマドン監督は、8月の暑い時期に必ず1週間の特別期間を設けます。
この期間はいわゆる、怠けても良い期間です。この期間を通して、結果的に最高のパフォーマンスに繋がっており、数々の成果を挙げています。
休みも仕事の一部だと認識して、必ず休みを儲ける
今、この瞬間にフォーカスする
バスケットボールの最高峰リーグのNBA選手ステファンカリーは、正に今世紀最高プレイヤーの一人です。この理由は今にフォーカスする思考にあると言われています。
ステファンカリーは元々、他のプレイヤーと比べて小柄。バスケットボール選手向きの体格ではない体でした。その為、周りには活躍する可能性がないという発言も。
そんな中、彼はフィジカルではなく脳トレーニングにフォーカス。認知能力や感覚処理力を高めました。その結果、シュート確率は脅威の数字となり、大活躍をしています。
認知能力や感覚処理力は正に今に注力する力です。今に集中できる人は成果を残しやすくなります!
エフォートレスな行動に変える方法
この章では、やるべきことをシンプルにやり遂げる方法を紹介しています。
明確なゴールを設ける
痩せたいや、スキルをあげたいという人は多くいます。しかし、明確なゴールがないとエフォートレス思考には近づけません!
明確なゴールは以下です
あいまいなゴール | 明確なイメージ |
---|---|
痩せたい | 体重計を見下ろし、60kgという数字を見ている自分 |
もっと歩こう | 14日間連続で1万歩歩いた記録がスマートウォッチに表示される |
古典を読みたい | 電子書籍リーダーで『戦争と平和』に「既読」マークがついている |
資料をつくろう | 具体例と実行可能なアクションプランを盛り込んだ 12ページのレポートを完成させ、クライアントに「これは」すごいといわれる |
具体的な数値でゴールを明確にしよう!
超簡単なスモールステップ!
Netflixを創業したリード・ヘイスティングは、創業当初から壮大なVisionを描いていました。では彼らが最初にしたことは何か?というと、DVDを自宅宛てに送ることでした!
郵送してもDVDは破損しないかを確かめる為です。最初のステップをこなし今やるべきことに注力していたから、偉大な企業へと成長しました。
今日からできるスモールステップを明確にしよう!
最小限の手順を書き出す!
まずは価値を提供するためには、何が最低限必要かを洗い出すことが大切です!
例えば、A4用紙4枚でレポートを提出するように言われた場合、まずは4枚を書き切ることです!それを満たした上でプラスα付け足していきます!
必ず必要最低限なものを明確にしましょう!
良い失敗をし続ける!
ビジネス用SNSであるLinkedinの共同設立者のリード・ホフマンはこのように述べています。
速く動くためには、多少の失敗はつきものだ。10~20%の失敗率なら問題ない。速く動ける方が大事だ
エフォートレス思考 P175より引用
起業しようしようと思って、なかなか行動に移せないことってありますよね、、、まずはスモールスタート。そして良い失敗を許容し続けることが大事です!
早く達成するために継続
早く物事を達成したいと思い、かける時間や熱量をかけすぎてしまうことってありますよね。その結果、燃え尽き症候群になる可能性もあります。
早く達成するために一日に比重を多くするのではなく、継続することが大切です!
また継続する具体的なコツは、一日に下限値と上限値を設けること
下限値 | 上限値 | |
---|---|---|
文章を書く | 1000文字 | 5000文字 |
ランニング | 3km | 6km |
短期集中ではなく、長期継続で行動をすることが大事です!
エフォートレスな仕組み化を作る方法
エフォートレスな仕組みとはどういうことか?というと、累積的な成果ということです。1の努力に対して1の成果ではなく、1の努力に対してそれ以上の成果を得る仕組みです。
一生使える知識を身につける
学ぶこと、知識を身につけることは生涯に渡って役に立ちます。特に”原理原則”に則った知識を身につけることが大事です。原理原則とは例えば、与えたものは返ってくる等のこと。
またこの原理原則を得るためのオススメの方法は”読書”です
(読書と聞けて、めちゃ嬉しいですね笑)
読書は費用対効果が高く、世代を超えた学びができます。先人の知恵を拝借することはまさに原理原則を見出す良い機会ですね。
必要なことをシンプルに伝える
多くを伝えようとして、結局何が言いたいのか?と思われて経験がある人も少なくないはずです。重要なことは必要なことは誰もが伝わる言葉で伝えることです。
大手ソフトウェア企業のマーケティング責任者は戦略が想定通りに実行されずに不満を抱えていました。そこで、ホワイトペーパー1枚で押さえて、10分で説明できるよ構成にしました。その結果、戦略が上手く実行されるようになりました!
時に多くを語りたがってしまうことがあると思います。しかし、聴く側は情報が多いと想像以上に負担になります。短くシンプルに必要なことを伝えることが大事です!
記憶と意志に頼らない
人が物事を覚えられる量は、300万時間分のテレビ番組を録画できる量と言われています。しかし情報を引き出す、ワーキングメモリーの量ははるかに少ない状況です。
物忘れやうっかりミスをしたくない人はいないはず!記憶力の問題ではなく、そもそも情報を引き出す領域が狭いということです!
これに対する具体的な対処として、チェックリストを使うことが挙げられます。自分自身は今の仕事にフォーカスできるようにするために、記憶を外付けのハードディスクに移すというイメージです!
記憶と意志を過信しないように!
エフォートレス思考 今日からできる実践ポイント
まずはゆっくり休みを取る時間を設ける
本書でも休みは仕事の一部とありました。休むことを意識的に設けることで、仕事のパフォーマンスは向上していきます!ぜひ今日から、月間、可能なら年間の休むスケジュールを立ててみましょう!
紙に書き出して、今にフォーカスする
未来のことに思いを馳せて、不安になることは多々あると思います。でも僕らがコントロールできるのは今しかないです!今にフォーカスできるようにするためにも、今日すべきTo doを設けましょう!
そして、達成した日はお祝いをすることがオススメです!!
目標と小さな1歩の行動を行う!
1億円を稼ぐこと。世界1周に行くことなど目標を書いてみましょう!その上で、今日からできることを行ってみましょう!
例えば1億円稼ぐことは、100円を100万回稼ぐこと。だから、今日から100円を稼ごう!
のように今日からできる現実的なステップをしてみてください!
その行動が目標へ近づけていきます!
本書は全文を読むことを非常におすすめします!手元に置いておくことで、読み返し、定期的に振り返ることが大事です!
でわでわ、またお会いしましょう!
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