最近、仕事が忙しくて時間がない。なんとかして自分の時間を増やしたい
繁忙期やプロジェクトの状況によって仕事に時間が奪われてしまうことありますよね。でもその状況が続くと、やりたいことや将来のために時間がなくなっちゃう、、、
このような葛藤から乗り越える作品が、「神・時間術」です。本書は精神科医の樺沢氏が脳科学の観点からどのように時間を使うべきが書かれています。
本書を読み、行動することで間違いなく時間が生まれます!仕事の生産性が高くなることはもちろん、自分の将来のために使える時間が多くなります!
本記事の信頼性
本記事の執筆者は累計2,100冊の作品を読んだ読書家です!特に今回紹介する”神・時間術”は、年に2回は必ず読んでいるほどオススメです!
神・時間術は生産性が爆上がりし、自分の時間が増えるよ!
脳のゴールデンタイムとは?
脳のゴールデンタイムとは、1日の中で最も生産性が高い時間帯です!起床後2~3時間がそれにあたります!
どれくらい生産性が高いかというと、夜の時間と比べて4倍です!
集中作業と非集中作業に分ける
このゴールデンタイムの時間は集中作業をすることがオススメです!集中作業とは何かというと、論理的な作業、文章執筆や語学学習など。
脳が最も整理されている時間帯だからこそ、思考をする時間をぜひしましょう!
反対に非集中作業とは、メールの返信やチェックなどの単調な作業のことをいいます。脳にあまり負荷がかからない作業のため、夕方にやることがオススメです!
朝は思考、夕方は単調作業で分けよう!
朝の神・時間術
シャワーを浴びる
朝シャワーを浴びることで、交感神経が優位になります!
交感神経・・・体温・心拍数が上がって身体が活発化
副交感神経・・体温・心拍数が上がってリラックスモード
起床後は副交感神経が優位になっている状態。シャワーを浴びると交感神経が優位になり、身体が活発化します!
朝食をよく噛むこと
朝食を抜くことをしてはいけません!なぜなら、朝起きた時は脳が軽い低血糖状態だからです。
1日の中で最も血糖値が低く、ボーッとしてしまう原因の一つでもあります。しっかり朝ご飯を取ることで、脳へエネルギーを送りましょう!
食べる時は、最低20回は咀嚼することがオススメです!理由は、顎の筋肉が緊張と弛緩を繰り返して、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるからです!
日光を浴びる以外にもセロトニンを分泌させる方法なので、咀嚼をすることも大切です!
絶対にやってはいけないことはテレビを見ること
テレビは一方的に情報を受け取り、脳のゴールデンタイムには適していない行為です!
朝は脳が整理された状態!そんな時にテレビなどの一方的な情報を大量に浴びてしまうと、散らかってしまいます!
朝は無駄な情報をシャットダウンして、考えることをメインに!
昼の神・時間術
定食屋さんまで歩いて、美味しいご飯を咀嚼
デスクワークが中心の人は午前中の仕事でセロトニンが低下している状況です!
これを活性化させるためにも、歩くことと、よく咀嚼をしましょう!
近所の定食屋さんまで5分ほど歩く。定食をよく咀嚼して、歩く!
こういうすることでセロトニンが活性化して、午後の気分も上がります!
昼寝をする
30分の昼寝が脳と身体の疲れが劇的に回復します!
Nasaの研究によると仮眠をすることで、仕事効率が34%上がり、注意力が54%アップしました!
他にも週に3回以上、30分の仮眠をとる人は、そうでない人と比べて死亡率が37%低い状態です!
しかし注意点は必ず30分以内におさめる必要があることです。
30分以上の仮眠は深い睡眠に入ってしまうため、脳が正常のパフォーマンスを発揮しません。またアルツハイマー病の発症リスクは2倍に増加するとも言われています!
仮眠は適切にとることが大切!
場所を移動する
場所を移動すると新鮮な気持ちになり、ニューロンが活性化します!その結果、会議が活発になり、アイデアが湧きやすくなります。
場所を移動することができないなら、歩くこともオススメです。自動販売機まで歩いたり、トイレに行くときは少しだけ遠回りをするなど。
デスクワークだと特に夕方くらいになると、集中力が切れ始めてしまいますよね。できる限り、集中力を持続させるためにも場所を移動することが必要です!
夜の神・時間術
運動する
運動すると、2回目のゴールデンタイムがきます!
著者の樺沢氏は夕方の4時ごろに運動を行うと、夜からも朝と同じくらいの知的労働ができると述べています。その他にも作家で有名な村上春樹氏も必ず1日に1時間の運動をしているそうです。
しかし注意点があります。運動は60~90分くらいに収めることです!
あまりハードなトレーニングをしてしまうと、逆に眠気にや急激な食欲に襲われることがあります!単に運動をすれば言い訳ではなく、必ず適切な量を行いましょう!
寝る前の2時間前にやってはいけない行動
寝る前の2時間で翌日の朝の状態が変わります!朝が最悪な状態だと、その日一日中が憂鬱な気持ちになるはずです。朝の時間を整える、つまり寝る前の時間を整えることは人生に大きな影響を与えます。
2時間前からしてはいけないことは、”食事”です。
食事をすると成長ホルモンが分泌されなくなるからです。成長ホルモンとは、疲労回復されるホルモンで、血糖を上げる作業があります。
寝る2時間前に食事を取ると、血糖が高い状態になってしまうため、成長ホルモンが分泌されなくなってしまうのです。
睡眠の質にも影響するので2時間前は控えよう!
仕事で活かせる時間術
30秒で決断
迷っている時間ほど無駄な時間はありません。30秒で決断する習慣をつけましょう。
このことは多くの経営者が共通してやっていることです!ソフトバンクの創業者孫正義さんファーストチェス理論というものを意思決定に用いています!
ファーストチェス理論とはチェスにおいて「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手なので、出来る限り5秒以内に打ったほうが良いという考え方です
東洋経済オンライン〜話しあって決めるチームがほぼ失敗する理由
今できるなら今すぐ行動する。今できないならいつやるかを今決める
今にコミットする
今と言う意味の英語はNow。Nowの語源はラテン語のNovus Homoです。
この意味は、”新しい人”になるという意味。
今この瞬間が新しい人になれる唯一の時間です。
先ほどの30秒の決断にも関連することですが、今日を全力で生きられる人が必ず成果を残します!
ながら仕事をしない
マルチタスクは元来、人間には不向きと言われています。
このような経験をしたことがある人は少なくないはずです。
提案書の資料を作っていたら、メールの通知オンでメールを開いた。文章を打っていると同僚から相談を持ちかけられる。終わった頃には、何をすれば良いかを思い出す時間が必要。
ながら作業ほど効率が悪いものはありません。
・資料作成 10:00~12:00
・メール返信は9時、12時半、17時
のようにGoogleカレンダーに入れておくことがオススメです!
捻出した時間で何をするべきか?
自己投資
空いた時間で自分のスキルを高める。成果を残している人、全員が共通して言う言葉です。
著者の樺沢氏も今でも続けており、数年間で文章を書くスピードが2倍にもなりました。その結果、さらに効率が良くなったとのこと。
受動的娯楽ではなく能動的な娯楽を行う
具体的にどのような自己投資をすべきかと言うと、”読書”です!
読書は能動的な娯楽。自らが文章を読むという行為で情報を得ることができ、集中力を高めます。そのほかにも、スポーツやボードゲームも能動的な娯楽です。
受動的な娯楽はTVを見ることなどです。自分自身が集中せずとも情報を得ることができるもの。
心理学者のチクセントミハイ教授によると、受動的な娯楽の中でTVは「無気力」を最も引き起こすと述べています。
テレビを見ることをやめて、能動的娯楽に切り替える
特に今日からするべきポイント
今にコミットする
今日することを必ずメモ書きにして、To doリスト化にしましょう!
例えば、
・ブログ 1本
・Twitter原稿 x 5
・インスタグラム x 3
などTo doリストを紙に書いて、それが終わるまで帰らないということをしてみてください!
テレビの時間を減らして読書の時間に!
極論を言うようですが、テレビを捨てましょう!もしくは捨てるくらいの気持ちで環境を整えることが重要です。
僕自身も実は、テレビを4年ほど前に捨てました!テレビがあるとどうしても見たくなってしまうので。でも、ソファーでダラダラしなくなることや、自分自身が学ぶ時間が増えたと感じます!
環境を整えることが最も効果的な方法です!
まとめ
脳にはゴールデンタイムが存在することを説明してきました!
ゴールデンタイムは起床後2~3時間で、論理的な作業や文章執筆などに適している時間です。
また朝・昼・夜に何をすべきかを解説し、特に今日からするべきことを述べてきました!
神・時間術は僕自身も何度も何度も読み返しているほどオススメな作品です!ぜひ本書に書いてあることを実践して、自分の自由な時間を捻出していきましょう!
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